2022.04.16
動いていると痛みが強くなる
![動いていると痛みが強くなる | その他の症例](/wp/wp-content/uploads/2022/04/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-e1650074940589.png)
【患 者】60代 男性
【施術回数】3回 週1回程度
発症から来院までの経緯
10年ほど前に仕事中に高所から転落し、両踵を骨折し手術を受けた。
その後、何事もなかったが2年ほど前に踵が痛み出し、足首を動かしづらくなった。
病院を受診し、「足底筋膜炎」と診断を受け、リハビリに1年以上通ったが症状に変化はなかった。
他に治す手段はないのかと思い、インターネットで検索し、当院に来院された。
施術の経過
《1回目の施術》
痛む箇所を確認すると、踵よりも外側面で足首から外果の下にかけての範囲に痛みが出ていた。
動作を確認すると自分の方に足首を反らすと突っ張ったような痛みが強くなった。
膝関節、股関節の可動性の悪さが関係していると考え、膝のツボを使うと痛みが半減した。
腰部のツボを使うと2割程度まで軽減した。
最後に脛のツボを使い、下腿を調整する活法を施すと突っ張る程度になったので1回目の施術を終了した。
《2回目の施術(1週間後)》
痛む範囲がだいぶ狭まって、痛みも以前の3割程度になった。
足首の前側が突っ張っている感じがするとのこと。
前回の施術方針をもとに膝、腰部のツボをを使うと痛みはなくなり、前側の突っ張り感が残った。
股関節の動きの制限が関係していると考え、脛、足の甲のツボを使うと突っ張りはなくなった。
最後に下腿を調整する活法を施して2回目の施術を終了した。
《3回目の施術(2週間後)》
歩く時にしっかり地面を蹴られるようになって、踵はほとんど気にならないとのこと。
動かすと左の足首の前側が少し気になる。
前回と同じ施術で気になるところがなくなったので施術を終了した。
施術の考察
今回は、股関節、膝関節の動きの悪さが原因だと考えられる症例でした。
ふくらはぎのリハビリを続けても改善しなかったことで原因を絞れ、早期の改善に繋げることが出来ました。
脚の関節を大きく分けると股関節、膝関節、足関節の3つですが、どれか1つでも動きが悪くなると他の関節の負担がかかり、痛みなどの症状が現れます。
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
施術料金
初診料 | 2,000円→ネット予約で1,000円 ※初回のみ初診料がかかります。 |
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施術料 | 5,000円 ※どのような症状でも料金は一律です。 |