2023.05.20
痛くて裸足で歩けない・庇いながら歩くと余計に痛む
【患 者】40代 女性
【施術回数】4回
【施術期間】1ヶ月
来院までの経緯
飲食店で働いている。症状が出だしたのは1ヶ月前くらい。
コロナ禍により長期休業し、営業を再開してから左足の裏に違和感が出だした。
厨房の中で長靴を履いているが、滑らないように慎重に歩いているせいか仕事をしていると痛みがきつくなる。
整形外科に行き「足底筋膜炎」と診断され、週2回リハビリに通い、マッサージと足湯をしていたが痛みが治まらなかったので、他の治療法を探して当院のHPを見つけ来院された。
施術の経過
《1回目の施術》
痛みの確認のため裸足で歩いてもらうと、足の裏をしっかり付けて歩けなかった。
家の中ではスリッパを履いてい庇いながら歩いているがそれでも痛みがある。
触診をすると左の臀部やふくらはぎに硬さが見られ、左の足首が力を抜いた状態で内側を向いていた。
これらが影響していると考え、足の甲と脛のツボを使い足首の内向きを軽減させた。
歩いた時の痛みの確認をしてもらうと、痛みの度合いが10から6まで減った。
次に、背中、臀部、ふくらはぎのツボを使い硬さを緩めた。
再度、痛みを確認してもらうと度合いが3程度に軽減したので1回目の施術を終了した。
《2回目の施術(5日後)》
痛みの程度は施術後からさらに減って、靴を履いていると痛みは感じない。
仕事中に少し痛み程度とのこと。
《3回目の施術(1週間後)》
仕事が忙しい日が続いたが痛みを感じることはほとんどなかった。
ふくらはぎのだるさを感じるとのこと。
《4回目の施術(20日後)》
左の足はまったく気にならなくなったとのこと。
右の足首が気になるとのことで、右足の予防の施術をして終了した。
施術の考察
今回は、ふくらはぎの硬さと足首の向きが直接的な原因となり、足の裏に痛みを出したと考えられる症例でした。
長期の休みによる筋力低下した状態で滑らないように足に力を入れ続けたためふくらはぎや足首に影響したと推測します。
長い休みのあとの筋力低下は、元々弱い筋肉が低下しやすくなるので、その関連するところに症状が現れやすくなります。
※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
施術料金
初診料 | 2,000円→ネット予約で1,000円 ※初回のみ初診料がかかります。 |
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施術料 | 5,000円 ※どのような症状でも料金は一律です。 |